@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00192010,
 author = {外園, 悠貴 and 長谷川, 浩市 and 成末, 義哲 and 森川, 博之},
 issue = {17},
 month = {Nov},
 note = {無線デバイスが身の回りにあふれるほど,無線通信技術には “直感性” が求められる.ユーザが欲しい情報を発信しているデバイスを探す手間が,無線デバイスの数と共に増加することを防ぐためには,視線の先にあるデバイスから直接情報を取得できる直感的な通信手段が必要である.直感性を有する通信手段として,筆者らは目に見える光にカメラをかざす動作が通信起点となる LED - スマートフォンカメラ間通信の研究開発を進めている.本稿では,LED の色を高速に切り替えることでちらつき (フリッカ) を抑制しながら,カメラの画面に数ピクセルのみ写る遠方の LED 光からの復調を可能とする,長距離 ・ フリッカ抑制型 LED - スマートフォンカメラ間通信方式を示す.一般的なスマートフォンのカメラで採用されているローリングシャッター方式では,画面内位置によって露出のタイミングが異なる.そのため,LED を撮像中に手ぶれが生じると,LED の撮像時間間隔は撮像フレーム周期からずれる.この条件下で,高速に色を切り替える LED を撮像すると,撮像される色は手ぶれの度合いによって変化する.本稿では,この課題を克服する機構として,LED の色を循環的に切り替えることで撮像タイミングがずれる前の LED の色を推定し,連続フレーム間で撮像される LED の色偏移に情報を付加することで撮像開始タイミングによらず復調ができる差動色偏移変調方式 (DCSK) を示す.複数機種での実機実験により,口径 10 mm の小型 LED から,60 bps の通信を 3 m を超える通信距離で実現できることを示す.},
 title = {差動色偏移変調方式を用いた長距離・フリッ力抑制型LED-スマー卜フォン力メラ間通信},
 year = {2018}
}