@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00191943, author = {吉川, 寛樹 and 内山, 彰 and 東野, 輝夫}, book = {第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集}, month = {Oct}, note = {近年サーモグラフィの小型化により非接触な温度計測は身近になりつつある.しかし,そのような簡易型サーモグラフィによる温度測定は,高性能サーモグラフィに比べ誤差が大きい傾向にある.この原因としては環境変化に対するパラメータ調整の影響などが存在する.一方でこの測定誤差は熱画像全体に対してほぼ均一に影響する.このため簡易型サーモグラフィにおいても熱画像内の任意の 2 点間の温度差は非常に高精度に測定することが可能である.本研究ではこの特性を利用し,画像内に温度が既知である基準熱源を写り込ませることによる,測定値の補正法を提案する.提案手法では,まず腕装着型センサから取得した誤差の小さい体表温度測定値をもとに,基準熱源とする手のひらの温度を推定する.推定した手のひら温度と熱画像内の手のひら温度を比較することで,熱画像全体のバイアスを算出し,熱画像の温度データを補正する.性能評価のため男性 8 名を対象とした実験を行った結果,平均絶対誤差が 32% 減少することを確認した.}, pages = {198--201}, publisher = {情報処理学会}, title = {腕装着型センサを基準とした簡易型サーモグラフィ補正法の提案}, year = {2018} }