@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190962, author = {吉川, 寛樹 and 内山, 彰 and 東野, 輝夫}, issue = {3}, month = {Aug}, note = {近年スマートフォンに装着することのできる簡易型サーモグラフィが製品化されており,サーモグラフィによる温度計測は身近になりつつある.しかし簡易型サーモグラフィによる温度計測は環境変化に対するパラメータ調節精度などの影響から,高機能なサーモグラフィと比較して測定誤差が大きくなる傾向がある.しかし測定誤差の影響は熱画像全体に対してほぼ均一な特性があるため,簡易型サーモグラフィにおいても熱画像内の任意の 2 点間の温度差は非常に高精度に測定することが可能である.本研究ではこの特性を利用し,画像内に絶対的な温度の指標である基準熱源を写り込ませることによる測定値の補正方法を提案する.提案手法では,まず安定した温度指標である腕時計型のウェアラブルセンサから取得した体表温度をもとに,基準熱源とする手のひらの温度を推定する.推定した手のひら温度と熱画像内の手のひら温度を比較することで,熱画像全体のバイアスを算出し,熱画像の温度データを補正する.性能評価のため男性 8 名を対象とした実験を行った結果,平均絶対誤差が 35% 減少することを確認した.}, title = {ウェアラブルセンサを基準とした簡易型サーモグラフィ補正法の提案}, year = {2018} }