@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190908, author = {西澤, 誠人 and 長谷川, 健人 and 柳澤, 政生 and 戸川, 望}, book = {DAシンポジウム2018論文集}, month = {Aug}, note = {IoT デバイスをはじめ,電子回路を用いたハードウェア装置の普及により,電子回路を対象としたセキュリティは重要性を増している.ハードウェア装置の製造過程で,電子回路上に不正なデバイスを挿入される危険性が指摘されている.挿入された不正なデバイスはごく稀に動作し,情報漏洩など,悪意のある動作を引き起こす.これに対し,電気容量解析による不正検知は,ハードウェア装置に挿入された不正デバイスの検知に有効とされる.ところが動作中のハードウェア装置の電気容量の測定は困難であり,いかにこれを解決するかが鍵となる.そこで,本稿では,ハードウェア装置が動作中であっても,電気容量解析を可能とした低電力電気容量検出装置を提案する.提案する電気容量検出装置は,直流電源に交流成分を加算した電源信号を検知対象デバイスに与えることで,動作中の電気容量測定を実現する.また,パワーゲーティングを導入することにより,低電力モードを実現する.さらに,提案する電気容量検出装置をプリント基板に実装し,不正デバイスに模した装置を用いて不正デバイス検知実験をした.その結果,電気容量の変化にもとづき,不正デバイスを模した装置の検知に成功した.また,既存の電気容量検出装置と電力を比較し,提案する電気容量検出装置を低電力モードで動作させた場合,電力が削減されることを確認した.}, pages = {112--117}, publisher = {情報処理学会}, title = {低電力化電気容量検出装置を用いた動作中の不正デバイス検知}, volume = {2018}, year = {2018} }