@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190638, author = {児玉, 宏喜 and 鈴木, 成人 and 福田, 裕幸 and 吉田, 英司}, issue = {13}, month = {Jul}, note = {クラウドを運用するデータセンタでは,限られた収容スペースとサーバ資源にできるだけ多くの仮想サーバを構築してサービスを提供することで,ユーザーに低価格な仮想サーバを提供できる.このためには,サーバラックへのサーバ搭載数を増やし,かつ,物理サーバへ構築する仮想サーバの数を増やす必要がある.前者の手段として,サーバの実際の使用電力量に応じて搭載数を決めるオーバプロビジョニング手法が研究されており,後者を実現する手段として,サーバの物理リソースを超える CPU 数を仮想サーバに割り当てる,いわゆるオーバコミット状態での運用手法が知られているが,当然ながら過剰なオーバコミット状態は性能に悪影響を与える.我々は,マイグレーションを利用したオーバプロビジョニング手法を提案する.本論文では,CPU のオーバコミット状態で各々の VM の稼働率に注目しながら,VM の性能評価を行った.その結果,一定のコアを消費するワークロードの VM と,消費するコア数を増していく VM を共存させた場合に,一定のコアを消費している VM の性能劣化は線形ではなく,極端に下がるポイントがあることが分かった.この特性と提案するオーバプロビジョニング手法を組み合わせた VM 配置制御システムにより,性能の劣化を抑えつつ低価格のサービスを提供するシステム運用が可能である.}, title = {マイグレーションを利用したデータセンタの高効率運用手法の提案とオーバコミット時におけるVMの性能評価}, year = {2018} }