@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190236,
 author = {渡邊, 康祐 and 廣井, 慧 and 神山, 剛 and 佐野, 博之 and 塚本, 昌克 and 片桐, 雅二 and 池田, 大造 and 梶, 克彦 and 河口, 信夫},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集},
 month = {Jun},
 note = {本研究では動的磁場を発生させる回転磁石マーカを開発し, スマートフォンの3次元位置を推定する手法を提案する.
我々はこれまで, 回転磁石マーカによる通過検出や位置推定手法についての検討をおこなってきた.
提案手法では, 回転磁石マーカが生み出す磁気をスマートフォンに搭載されている磁気センサで検知し, 
回転磁石マーカのモータの角度データと照らし合わせてスマートフォンの3次元位置を推定する.スマートフォンの3次元位置推定が可能になることで, 屋内での詳細な人の位置などが推定可能になると思われる.
まず, 回転磁石が3次元極座標に発生させる磁気を検討し, 磁気と3次元位置との理論式を構築した.
方位角は磁場のノルムが極大値をとる時のモータの角度データを用いて推定し, 
仰角は磁気データと仰角の関係式を求めて推定する.
距離は磁場のノルムが回転磁石マーカからの距離に依存することを利用して推定する. 
提案手法の推定精度を調べる実験として, 
回転磁石マーカとスマートフォンの距離を1.0mで固定し, いくつかの位置で方位角, 仰角を推定した結果, 
方位角は全ての計測位置で誤差11°以内, 
仰角は全ての計測位置で平均誤差10°以内で推定可能であった.
また, 回転磁石マーカとスマートフォンの距離を50cm~4.0mまで50cm刻みとし, 方位角と距離の推定を10回ずつ行った結果, 
方位角推定は3.0.以内であれば平均誤差14°以内, 
距離推定は3.0m以内の距離であれば平均誤差19cm以内の精度で可能で推定可能であった. 提案手法によって, 我々のこれまでの手法と比較して, 3次元位置推定の実現, 推定精度の向上, 推定可能距離の延長に成功した.},
 pages = {1588--1597},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {回転磁石マーカによるスマートフォンの3次元位置推定手法},
 volume = {2017},
 year = {2017}
}