@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190209, author = {河口, 綾摩 and 空閑, 洋平 and 中村, 修}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集}, month = {Jun}, note = {高性能かつ安価なTCP/IPプロトコルスタックを搭載したIoT(Internet of Things)機器を標的にしたMirai型のDDoSボットネットマルウェアの活動が活発化している.このようなボットネットを利用したDDoS攻撃の対策には,攻撃トラフィックに対するDDoS緩和技術と,事前に攻撃先・攻撃元ホストを検知するDDoS攻撃命令の監視技術の複合対策が必要となる.特に,今後のDDoS監視環境は,攻撃ホスト数の増加に対応するために,迅速な攻撃情報の把握と,その情報を基にしたDDoS対策装置のルール生成といった,監視と対策の連携が重要になると考えられる.そこで,本論文では,Mirai型ボットネットの攻撃手法と攻撃ホストをいち早く把握し,逐次防衛手段へと反映するためマルウェアのC&C(Command and Control)サーバへの能動的接続を行う監視環境を構築した.本監視環境を用いることで,実際に活動中のボットネットに接続し,攻撃先ホストの把握が可能なことを確認した.今後は,より多様なDDoSボットネットへの対応と,本監視環境とDDoS対策技術との連携方法を検討する.}, pages = {1420--1425}, publisher = {情報処理学会}, title = {Mirai型DDoSボットネットワークの監視環境の構築}, volume = {2017}, year = {2017} }