@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190205, author = {成元, 椋祐 and 梶田, 宗吾 and 山口, 弘純 and 東野, 輝夫}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集}, month = {Jun}, note = {目的地を見失うなどの「迷い」の一要因として,人間が地図や視野などから得られる視聴覚情報により自意識内に構築する認知マップの誤りがある.したがって,人間が認知マップの誤りに気づき視聴覚情報を新たに収集する行動をスマートフォンにより検出することができれば迷い行動を検出でき,迷い解消のための情報提供をタイムリーに提供する高度ナビや,迷いが多発する地点を発見し案内情報の充実などに活用するビッグデータ応用なども期待できる.本研究では,スマートフォンの利用や移動の特徴量からユーザの迷い行動を検出する手法を提案する.プライバシ懸念が低く,Android OSで取得可能ないくつかの端末使用特徴量と歩行特徴量を抽出し,フィールド実験に基づく特徴量選択を行い,検出器を構築する. 17名の被験者による石川県山代温泉でのチェックポイント探索ゲームで得たデータに基づき構築した迷い検出器を用いて交差検証を行った結果,平均約82%の精度で迷い状態を検出できた.さらに,104名の被験者が参加した大学祭スタンプラリーならびに105名の被験者が参加したVRを用いた目的地発見ゲームで行動データを収集し,先述の検出器で検証した結果,平均約71%の精度で迷い状態を推定できた.}, pages = {1386--1395}, publisher = {情報処理学会}, title = {認知マップの誤りによる迷い行動のスマートフォンを用いた検出手法}, volume = {2017}, year = {2017} }