@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190069, author = {伊藤, 隆 and 平野, 貴人 and 森, 拓海 and 服部, 充洋}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集}, month = {Jun}, note = {秘匿検索(検索可能暗号)は,ユーザがデータセンタに登録した暗号化データを,暗号化したままで検索するための技術である.秘匿検索では,暗号化キーワードの頻度からキーワードを推定する頻度分析攻撃に対抗するため,確率的暗号を用いるなどして頻度情報を隠ぺいする.しかし,秘匿検索システムが運用されて検索が行われると,キーワードの同一性や頻度情報が徐々に漏れるため,最終的には頻度分析攻撃が可能になるという問題があった.本論文では,暗号化データを複数データセンタのいずれかに振り分け,この際各データセンタにおける頻度分布が撹乱されるよう工夫することで,効率面でのオーバーヘッドを生じることなく,頻度分析対策を実現する方式を提案する.また,提案方式による頻度分析耐性の向上を,攻撃者によるキーワード推定の的中率に基づいて評価した結果,都道府県名を秘匿する例で的中率を78%から17%に低減できるなど,安定した効果を持つことが確認できた.}, pages = {444--451}, publisher = {情報処理学会}, title = {秘匿検索の頻度分析対策としての複数DB活用について}, volume = {2017}, year = {2017} }