@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00190042, author = {松田, 裕貴 and 河中, 祥吾 and 諏訪, 博彦 and 荒川, 豊 and 安本, 慶一}, book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集}, month = {Jun}, note = {ユーザ参加型センシングは,一般ユーザに対しセンシングを依頼することによりデータ収集を行う仕組みであるため,多数ユーザの継続的な参加が重要となる.ユーザの参加促進や,離脱防止のため,体験や金銭といった「報酬」をタスク遂行の対価として与えることで,センシングに参加する``モチベーション''を与える手法が一般に多く導入されている.しかしながら,同じ「報酬」を与えたとしても,タスクを依頼するタイミングやその際のユーザの位置の関係性から,依頼したタスクを遂行してもらえないことが懸念される.このことから,効率の良いセンシングを行うためには,ユーザの時間的・空間的な状況を考慮した上で,タスクの内容やタイミング,依頼先ユーザを決定し,ユーザへの割り込みを行う必要があると考えられる.本稿では,一般ユーザを対象とした14日間の通知実験を通して,タスクを依頼する場所やタイミング,タスクの難易度などを変化させた際の,実環境の情報収集タスクを依頼する割り込み通知に対するユーザの応答性を調査した.本実験では,実験参加者83名に対し1476件のタスクを依頼し,804件の回答データおよび時空間データセットを収集した.収集したデータセットに対し,統計解析を行ったところ,依頼タスクに対する回答率は,タスク難易度およびユーザ属性(未確認通知数,通知の確認頻度)の影響を受けることが明らかとなった.さらに,有効回答率(回答データ内の有効であるデータの割合)は,タスク難易度およびタスク依頼位置・時間帯が影響すること,依頼タスクに対する応答時間は,タスクの難易度が影響することを明らかとした.}, pages = {246--254}, publisher = {情報処理学会}, title = {ユーザ参加型センシングの割り込みに対する応答性調査 〜時空間データとタスク難易度およびユーザ属性による考察〜}, volume = {2017}, year = {2017} }