@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00189804,
 author = {徳久, 弘樹 and 佐藤, 剣太 and 松田, 滉平 and 松井, 啓司 and 中村, 聡史},
 issue = {16},
 month = {Jun},
 note = {日常生活で我々が騒音の中に身を置くことは少なくない.こうした騒音の対策として,ヘッドフォンやイヤフォンで音楽を聴くことや,ノイズキャンセリングヘッドフォンなどを利用した騒音の遮断が考えられるが,他人から話しかけられたことに気づかない,重要な情報を聞き逃すなどの問題が発生する.この問題に対して我々は,騒音を遮断するのではなく,騒音に合った音楽を提示することで,騒音を音楽に溶け込ませて心理的に気にならなくさせるノイズキャンセリングミュージックを提案してきた.これまでに,騒音のイメージに適した音楽を提示することで,騒音の音量がより小さく認識されることを実験により明らかにしてきたが,実験に用いた騒音の選定が不十分であるなどの問題点があった.そこで本稿ではこれまでの実験で使用した騒音や音楽の再選定を行い,より多くの騒音に対しても同様の効果が見られるかを実験により検証した.実験の結果,ノイズキャンセリングミュージックが現実的な騒音に適用できることを確認する一方で,音楽に対するイメージが異なる場合にあまり効果がないことも明らかになった.},
 title = {ノイズキャンセリングミュージック:音楽の提示により騒音の不快度を低減する手法},
 year = {2018}
}