@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00189789,
 author = {丸山, 裕介 and 河野, 恭之},
 issue = {1},
 month = {Jun},
 note = {本研究では,ユーザが掌に全天球カメラを装着することで手指の自然な姿勢を推定するシステムを開発する.全天球カメラには画角の大きい魚眼レンズが使用されているため手指の検知が容易である.まずカメラで取得した画像から手指を検知して指先を検出することでカメラと指先の位置関係を求め,また各関節間の距離,カメラと手との位置関係を設定し,手指が自然な姿勢をとる際に生じやすい各関節間における依存関係を利用することで逆運動学的に手指の自然な姿勢を推定する.手指姿勢を推定するためのデバイスが全天球カメラのみであり,このデバイスをユーザの掌に取り付けるためユーザの運動範囲を制限せずに手指姿勢を推定することができる.またカメラを用いていることから他方の手やマーカなどを検出対象にできることが考えられる.本研究の応用に手指の姿勢を扱うARやVRが考えられる.ユーザの運動範囲を制限することなく手指姿勢を推定できることから,本システムを応用したARやVRを体験する際により直感的な操作が可能となり,臨場感を味わうことができると思われる.現在,本研究の応用にろくろ回しを検討している.ユーザの手指の姿勢推定に加えてろくろを出現させるためのマーカの検出と両手との相対位置姿勢の推定を行うことで仮想的なろくろ回しを実現する.},
 title = {掌装着型全天球カメラを用いた手指の姿勢推定手法},
 year = {2018}
}