@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00189317,
 author = {松本, 亮介 and 田中, 諒介 and 栗林, 健太郎 and Ryosuke, Matsumoto and Ryosuke, Tanaka and Kentaro, Kuribayashi},
 issue = {13},
 month = {May},
 note = {クラウドサービスの普及に伴い,個人の Web サイトでもクラウドサービスに類する機能を利用して,突発的なアクセス集中に耐性があり,かつ,利用したリソース使用量に応じて課金するサービスの提供が求められている.我々はその要求に応じるために,Web サイトをコンテナ上に構築し,コンテナの起動や停止,複製やリソース割り当てといった状態の変更を素早く実行できるコンテナ管理アーキテクチャ FastContainer を提案した.一方で,単一のコンテナが特定のサーバに収容されている状態で,サーバが過負荷に陥ったり停止したりするような状況においては,障害時にコンテナの収容サーバ情報の変更を手動で構成管理データベースに反映させる必要があった.本研究では,HTTP リクエスト処理時において,収容サーバ,および,その経路までの状態に応じて,自動的にコンテナを収容するサーバを決定し,サービスを継続させる,HTTP リクエスト単位でのコンテナスケジューリング手法を提案する.提案手法では,FastContainer の状態変化の高速性に基づいて,コンテナが頻繁に収容サーバを変更されてもサービスに影響がないことを利用する.それによって,プロキシサーバから収容サーバに 1 個の ICMP パケットで応答速度を計測し,少ないパケット数と短いタイムアウトで収容サーバの反応時間を計測できる.そのことで,HTTP リクエスト単位でのコンテナスケジューリングを実現する.},
 title = {HTTPリクエスト単位でコンテナを再配置する仮想化基盤の高速なスケジューリング手法},
 year = {2018}
}