@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00187474, author = {吉田, 淳 and 朝本, 崇康 and 小澤, 恵子 and 森谷, 季吉 and 坂本, 眞一 and 酒井, 道 and 宮城, 茂幸}, issue = {12}, month = {May}, note = {近年高齢化社会の進展に伴い,誤嚥性肺炎による死亡率が増加傾向にある.このため誤嚥の危険性を早期発見するための嚥下評価が必要とされている.深度画像を用いた,非侵襲,非接触かつ安価な嚥下評価手法が着目されている.深度画像中の喉頭隆起の動きを利用し,喉頭挙上の追跡を行うが,喉頭隆起が不明瞭な場合は追跡に失敗する可能性がある.そこで本研究では頸部正面から撮影された RGB 画像と深度画像を併用し,喉頭隆起が不明瞭な被験者においても嚥下を検出する手法を提案する.輪状軟骨および両鎖骨骨頭の 3 点にマーカを貼付し,これらの 3 点で形成される三角形の変形量の変化から嚥下の検出を行う.女性を含む複数の健常者に提案手法を適用し,検出した嚥下区間に喉頭挙上が最大となる時刻が含まれているかどうかを判定した.その結果,再現率と適合率はそれぞれ 0.631,0.582 であった.また内視鏡検査におけるホワイトアウトの時刻が含まれているかどうかで判定した場合は,それぞれ 0.658,0.546 であった.いずれの場合も,喉頭隆起が不明瞭な被験者における嚥下検出の可能性が確認できた.}, title = {RGB-Dカメラにより取得されたマーカ座標間の相対位置変化を用いた健常者の嚥下検出}, year = {2018} }