@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00186354, author = {服部, 夢二 and 高田, 哲司 and Yumeji, Hattori and Tetsuji, Takada}, issue = {15}, month = {Feb}, note = {知識照合型個人認証は,「理論的な安全性」 よりも実質的な安全性は低くなると言われている.その原因は,ユーザが 「安全な秘密情報」 を設定せず,また利用しないことにある.この状況に対し,パスワードメータ,セキュリティポリシ,教育,システム生成パスワードの利用などが対策としてあるが,ユーザにその受容が困難なコストを強いるものばかりであり,安全な秘密情報の利用を前向きに考えさせることにはつながっていない.そこで本研究では,そのコストを前向きにとらえられる仕組みを個人認証に付与すればこの問題は改善できると考えた.この仕組みとして,本論文では幅広いユーザ層に対して楽しみを与えることができるゲームを用いることとした.この提案に基づき,携帯端末のパターンロック認証を対象としたプロトタイプシステムを実装し,被験者による評価実験を行った.その結果,安全な秘密情報を設定する動機付けは可能であり,その継続利用についても可能性が示唆される結果となった.}, title = {安全な秘密情報利用の動機付けを目的とした個人認証のゲーム化}, year = {2018} }