@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00185930,
 author = {櫛田, 裕樹 and 真野, 浩 and 高井, 峰生 and 劉, 志 and 石原, 進 and Hiroki, Kushida and Hiroshi, Mano and Mineo, Takai and Zhi, Liu and Susumu, Ishihara},
 issue = {21},
 month = {Feb},
 note = {ミリ波を用いる無線 LAN 標準規格である IEEE802.11ad は,広い周波数帯域を利用することで高速かつ大容量の通信が可能である.しかしながら,ミリ波は伝搬損失が大きく伝送距離が短いため指向性アンテナを用いる必要がありセルサイズが小さくなる.そのため,移動しながらの利用には単一セルの滞在時間が短くなるためハンドオーバー時のオーバーヘッドが相対的に大きくなる.そこで,IEEE802.11ai として標準化されている FILS (Fast Initial Link Setup) を用いることを検討する.FILS を用いることで,初期接続時間の短縮化を図り,セル滞在中のデータ通信時間をできるだけ長く確保する.これまでに筆者らは,FILS と従来型の無線 LAN 認証方式 WPA2 エンタープライズに関して,シミュレーションによって AP がシングルセクタの IEEE802.11ad における初期接続処理での FILS の効果を調べた.本稿では,AP が複数のセクタを持つ指向性アンテナを搭載している場合の初期接続処理についてこれまでと同様のシミュレーションを行い,複数のセクタを使用することにより発生するアンテナ制御処理が初期接続処理に与える影響と,その時の FILS の適用効果について調べた.},
 title = {IEEE802.11adミリ波無線LANにおけるマルチセクタAP接続時のFILSの適用効果},
 year = {2018}
}