@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00185090, author = {白井, 丈晴 and 藤田, 真浩 and 荒井, 大輔 and 大岸, 智彦 and 西垣, 正勝 and Takeharu, Shirai and Masahiro, Fujita and Daisuke, Arai and Tomohiko, Ogishi and Masakatsu, Nishigaki}, issue = {12}, journal = {情報処理学会論文誌}, month = {Dec}, note = {LTE網に接続可能なスマートフォン等の端末の急速な普及により,通信の前に端末に無線リソースを割り当てるためにLTE網内で発生する制御信号も増加している.制御信号が設備の容量を超えた場合には,LTE網全体の通信品質の低下を招く恐れがある.制御信号の輻輳への対策として,通信端末が発するすべての通信に対し,プロトコルエラーとならない程度の短時間のランダムな遅延を付与し,端末が制御信号を発生させるタイミングを分散する端末制御方式がすでに提案されている.端末制御方式では,付与する遅延を最大8秒としており,この遅延により制御信号スパイクが抑制できることをシミュレーションにより示している.しかし,端末制御方式によって付与される通信遅延による利用者の体感品質(QoE)の低下が懸念される.そこで本論文では,ユーザの心理的側面からアプローチすることによって,他の対策(設備投資の増加や補償金の支払い等の方法)よりも低コストで,通信遅延によるユーザのQoEの劣化を緩和する方式の提案・評価を行う.提案方式は,「ユーザが注目してしまうようなコンテンツ」をコンシェルジュのようなキャラクタが表示することによってユーザの注意をそらし,ユーザに通信遅延の発生を気付かせない方式となっている.提案方式の有効性を示すために,クラウドソーシングを利用した500名規模のユーザ評価実験を行った., Network delay may occur on the LTE (Long Term Evolution) network due to signaling spikes. This decreases quality of experience (QoE). In this paper, we propose a method for mitigating the effect of such a delay. Our method acts as “a concierge” to divert the attention of users away from delay. The biggest advantage of our method is that it can be implemented at lower cost compared to other methods (e.g. capital investment or financial compensating). To evaluate our method, we conducted comprehensive user experiments using crowdsourcing. The results show the effectiveness of our method.}, pages = {1901--1911}, title = {スマートフォンの通信遅延におけるユーザのアウェアネスとQoEの関係に関する基礎検討}, volume = {58}, year = {2017} }