@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00183880, author = {酒井, 諒太郎 and 宮島, 敬明 and 野田, 裕之 and 藤田, 直行 and 天野, 英晴 and Ryotaro, Sakai and Takaaki, Miyajima and Hiroyuki, Noda and Naoyuki, Fujita and Hideharu, Amano}, issue = {14}, month = {Oct}, note = {衛星に搭載されるホールスラスタは,ホール効果を利用した電気推進エンジンのひとつであり,他の電気推進エンジンよりも電力の推進エネルギーへの変換効率が高いため,近年盛んに研究が行われている.Full-PIC (Particle-In-Cell) 法は,ホールスラスタの高精度なシミュレーション手法であるが,非常に計算コストが高い.さらに,コードの構造上 GPU による高速化は適さず,FPGA を用いた高速化が検討されている.本研究では,ホールスラスタのシミュレーションの新たな実行環境として,省電力で低コストな FPGA ベースの SoC であるである Zynq を用いたクラスタを提案する.実装には Xilinx ZCU 102 を採用し,高負荷なフェーズの処理を Zynq 上の FPGA にオフロードすることにより処理時間を短縮した.また,高位合成ツールである Vivado HLS を用いて実装の効率化を図った.FPGA にオフロードした高負荷な処理は,ARMCortex-A53 1.2GHz と比較して 22 倍の高速化を達成した.また,Xeon E5-2697v2 2.7GHz に対して 3.8 倍の高速化を達成した.}, title = {FPGAベースのSOCを用いた衛星エンジンシミュレーションの高速化}, year = {2017} }