@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00183228,
 author = {肥後, 芳樹 and 柗本, 真佑 and 楠本, 真二 and 三宅, 武司 and 藤波, 崇志 and 石橋, 昭 and 星野, 隆},
 book = {ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2017論文集},
 month = {Aug},
 note = {ソースコード中のコードクローンの存在は,ソフトウェアの保守性を悪化させる 1 つの要因であるといわれている.しかしその一方で,コードクローンに対して同時に変更が行われることはあまりなく,コードクローンの存在が問題を引き起こすことは少ないという調査報告もある.また,コードクローンはソフトウェア開発に有用であると報告している研究もある.現在著者らはコードクローンの存在がソフトウェア開発や保守作業に与える影響について研究を行っている.この論文では,コードクローンメトリクスとテストケース数や検出バグ数といったプロジェクトデータ間の相関分析の結果を報告する.この分析対象は 9 つのウェブシステムであり,同一の仕様に基いて異なる組織によって開発された.つまり,これらは機能が同一であり実装が異なるシステムである.この 9 つのシステムを対象とすることで,実装の違いとプロジェクトデータ間の関係を調査できる.調査の結果,コードクローンが多く存在しているプロジェクトほどコードのサイズが大きく実装の速度が早いことがわかった.コードクローンが多く存在しているほど結合テストでバグを見逃す傾向であった.多くのファイルがコードクローンを共有している場合は結合テストは良く実施されていた.しかし,そのような場合は,単体テストでバグを見逃す傾向であった.},
 pages = {182--189},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {同一仕様プロジェクトを対象としたコードクローンメトリクスとプロジェクトデータ間の相関分析},
 volume = {2017},
 year = {2017}
}