@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00182860, author = {川浪, 大知 and 川島, 龍太 and 松尾, 啓志}, issue = {19}, month = {Jul}, note = {ビッグデータの普及により,大規模なデータの保存や高速な検索処理が可能な分散キーバリューストアが広く用いられている.なかでも,書き込み性能に優れたストレージ構造として LSM-tree が知られており,Cassandra などのキーバリューストアで用いられている.LSM-tree では定期的に SSTable のコンパクションを実行することで高速な読み出し処理を実現しているが,コンパクション実行中はディスクアクセスが増加するため,頻繁にコンパクションを行うと性能が低下してしまう.本稿ではデータのアクセス頻度の偏りに注目し,アクセス頻度の高いデータに対するコンパクションを優先して行うことで,負荷を抑えつつ,より効果的なコンパクションを行う手法を提案する.提案手法を Apache Cassandra に実装し,アクセス頻度の偏りに Zipf 分布を用いて評価を行った結果,提案手法では SSTable の読み出し数が削減され,平均スループットが最大 7% 向上することが確認された.}, title = {分散KVSにおけるアクセス頻度を考慮したコンパクション頻度の動的変更}, year = {2017} }