@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00178996, author = {杉, 直之 and 村尾, 和哉 and 望月, 祐洋 and 西尾, 信彦 and Naoyuki, Sugi and Kazuya, Murao and Masahiro, Mochizuki and Nobuhiko, Nishio}, issue = {4}, month = {May}, note = {近年,様々なセンサを搭載したスマートフォンの普及にともない,ユーザの行動や状況を認識することで,適切なタイミングで必要な情報を提示するサービスが登場してきた.主要な地下鉄構内は複雑な構造であり,乗客は車両を降りた後どのように進むべきかを把握するのが困難であるため,降りようとするタイミングに降車位置からの駅の経路案内情報を閲覧できるようなシステムが求められる.しかし,既存の地下鉄利用時の状況を認識する研究では,乗車している車両や,降車しようとするユーザの行動を認識できないため,このようなシステムを構築することはできない.本研究では,地下鉄乗車中に各駅で観測される Wi-Fi 情報を用いて停車駅を認識し,ユーザの車内でのステップから降車しようとする行動を認識することで,閲覧に適したタイミングでユーザに駅情報を提示するシステムを提案する.また,車両運行情報を BLE ビーコンとして配信する装置を車両に導入することで取得できる情報を補強し,乗車中の車両を認識することにより降車位置からの経路案内情報を閲覧できるようなシステムの提案を行う.評価実験として,車両認識の精度が安定する車内でのビーコン装置の配置方法を評価した結果,ビーコン装置を各車両の両端に 1 つずつ設置する場合が適していることがわかった.また,降車しようとする場合と,降車しようとしない場合の行動の認識率はいずれも 90% 以上となり,高い精度で降車行動を認識できることがわかった.}, title = {地下鉄利用者ガイドのための行動認識手法と車内ビーコンによる補強}, year = {2017} }