@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00177384,
 author = {石川, 葉子 and 水上, 雅博 and 吉野, 幸一郎 and Sakriani, Sakti and 鈴木, 優 and 中村, 哲},
 issue = {10},
 month = {Feb},
 note = {対話において,自分の感情を表現し,相手に伝えることは,互いの意思疎通を図るため有効な手段の一つである.特に,説得や交渉の場面においては,説得者が感情をあえて表現することで,相手の振る舞いや考えに強い影響を与えることが分かっている.従来の感情状態を考慮した説得対話システムの研究では,ユーザの感情を考慮するのみにとどまり,説得側自身の感情表現を用いることの有効性については検討されてこなかった.本研究では,説得者であるシステム自身が感情状態をもち,感情を表現しながらユーザの説得を試みる説得対話システムを提案する.提案する対話システムでは,ユーザの受諾度合いに対してシステムは適切な感情状態に遷移し,遷移したシステム自身の感情状態に基づき,応答文を選択することで説得を試みる.本稿では,提案する説得対話システムの概要について述べ,実際にシステムを構築するため収集した,感情表現を含む説得対話コーパスについて述べる.対話システムを構築し,評価実験を行った結果,感情表現を用いることでより短時間,高確率でユーザを説得できる可能性が示された.},
 title = {感情表現を用いた説得対話システム},
 year = {2017}
}