@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00177215,
 author = {三藤, 優介 and 原, 直 and 阿部, 匡伸},
 book = {マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集},
 month = {Jul},
 note = {GPS により取得できる位置情報 (GPS データ) を活用したサービスではユーザの同意のもとデータを取得している.位置情報はセンシティブ情報であるため,一般には GPS データに匿名化処理を施してからデータ収集が行われている.しかし,同一の匿名化処理であっても匿名化の結果を許容できるか否かは個人の主観に依存する.本研究では,個人の主観的な許容度を考慮しながら匿名化処理の強さを測る数値指標を匿名化レベルと呼び,この匿名化レベルをデータから得られる客観尺度によって表現する方式について研究している.匿名化レベルに基づく主観的な許容度を保証した匿名化処理が実現できれば,より円滑なデータ収集が可能になると考えられる.本報告では GPS データに付加情報を与えたデータを利用して匿名化レベルの変化に関する主観評価実験によって,GPS データの匿名化レベルを客観的に表現することが可能な指標について検討をおこなった.実験の結果,経路幅の最小値,端点の個数,高頻度地点の面積という 3 つの指標に対して主観評価値との強い負の相関がみられた.},
 pages = {798--805},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {GPSデータ匿名化レベルの主観的許容度を客観的に表現する指標の検討},
 volume = {2016},
 year = {2016}
}