@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00177093,
 author = {上出, 吉則 and 辰己, 丈夫 and 村上, 祐子 and Yoshinori, Uede and Takeo, Tatsumi and Yuko, Murakami},
 issue = {9},
 month = {Feb},
 note = {我々は,数学教育用に,ICTを活用した教材を制作する際の基本理念を構築することを目的としている.特に,小学校のプログラミング学習用環境におけるプログラミングを利用した概念獲得に重点をおいている.具体的には,図形分野 「相似の定義」 の単元の授業に,Scratchを用い,中学校の数学教育での教科教育としての活用を試みている.本論では,Scratch を利用した 「MSD アニメーション」 という考え方と,実際のアニメーションを提示する.まず,我々は既に,中学校の数学教科書で使用されている 「相似の定義」 の歴史的な変遷を調べ,平成 28 年の文部科学省検定教科書の 「相似の定義」 を教科書別に比較 ・ 研究した.これらの定義を説明するために,「相似の位置」 に焦点を当てた MSD アニメーションを,教師によるプログラミングで作成した.実証の構想の結果,従来の紙媒体の教材では理解が困難だった 「定義」 を,動的表現で説明することが可能となった. 「MSD アニメーション」 を用いることで数学的概念の深い理解が得られることが可能となる.},
 title = {Scratchで学ぶ数学-相似の定義の概念をICTで深く理解する-},
 year = {2017}
}