@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00176271, author = {田口, 善弘 and Y-H., Taguchi}, issue = {1}, month = {Dec}, note = {腎芽腫は,小児の腎腫瘍の一つであり,転移のない場合の 5 年生存率は 90% 以上であるが,発生機構などは依然,不明である.また,乳がん ・ 卵巣がんの場合の BRCA1 の様な腫瘍形成に本質的な変異遺伝子も見つかっていない.本研究計画では,非コード RNA の一種である miRNA による mRNA の発現制御機構の異常が腎芽腫の発生原因であるという仮説に基づき,mRNA と miRNA の発現プロファイルの統合解析を行って,腎芽腫において特に mRNA - miRNA の関係 (相関) が大きく変化しているペアを同定した.同定された mRNA のうち,複数個の miRNA の標的になっていると思われる mRNA の大部分は予後解析 (生存曲線) に於いて腎臓がんに対して有意な P 値を持っていることが判明した.このことから,これらの遺伝子の発現異常が腎芽腫の発生に関係しているものと結論づけた.}, title = {miRNA-mRNA相互作用同定を用いた腎芽腫関連遺伝子の推定}, year = {2016} }