@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00176061, author = {西原, 大貴 and 新井, イスマイル}, issue = {5}, month = {Nov}, note = {人間特有の 「常識からの逸脱を認識する能力」 として,2 つの 3 次元 (3D) オブジェクトのめり込みを検出できる能力に着目した既存研究の 3DCG 画像 CAPTCHA は,CAPTCHA に要求される 3 要件 「利便性」 「安全性」 「自動生成性」 を満たすとされたが,輪郭抽出技術の応用などによって機械が解読できる可能性がある.これに対し,本研究では,「常識からの逸脱を認識する能力」 として,特定の 3D オブジェクトのサイズ感が周囲と異なる場合に違和感を覚える能力に着目した CAPTCHA を提案する.その利便性および安全性について検証を行った結果,利便性のうち回答時間は既存研究に劣らないことが期待できる一方で,正答率は使用するオブジェクトの組み合わせに大きく左右されることが分かった.また,総当たり攻撃への安全性は,CAPTCHA 画像 1 枚のみの出題では十分に確保されにくく,既存研究と同様に複数回出題するなどの検討が必要であるという結果を得た.}, title = {物体のサイズ感を利用した3DCG画像CAPTCHAの検討}, year = {2016} }