@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00176033,
 author = {島崎, 健太 and 右近, 祐太 and 宮崎, 昭彦 and 津田, 俊隆 and 中里, 秀則 and 戸川, 望 and Kenta, Shimazaki and Yuta, Ukon and Akihiko, Miyazaki and Toshitaka, Tsukuda and Hidenori, Nakazato and Nozomu, Togawa},
 issue = {23},
 month = {Nov},
 note = {従来の IP ネットワークはユーザ ・ サーバ間通信を基本とし,サーバに負担が集中する問題がある.加えて,IP ルータはユーザから受け取ったパケットを次のルータに横流しするだけであり,ルータは,ユーザが必要とするコンテンツを提供する機能を有していない.従来の転送機能に加え,キャッシュ機能を持つよう機能拡張されたルータにより構築されるネットワークが CCN (Content Centric Networking) であり,次世代ネットワークとして注目されている.CCN ルータは,FIB と呼ばれるルーティングテーブルを持つが,FIB のテーブルルックアップにかかる比較数がボトルネックとなる.本稿では,分割ハシシュテーブルと平衡木を組み合わせたデータ構造を持つ FIB を提案する.提案手法は,ハシシュによるテーブル探索を基本とし,ハシシュ値が衝突した際に,平衡木を用いてデータを保持する.ハッシュによるテーブル探索の前処理としてブルームフィルタによるフィルタリングを行い, さらに, コンテンツのネーム長が 4 以下のコンテンツ名によるハッシュ値とコンテンツのネーム長が 5 以上のコンテンツ名によるハシシュ値の 2 つに分けて考えることで,ハッシュテーブルを分割する. フィルタリングと分割ハッシュテーブルを用いることで平衡木の高さを小さくし,比較数を削減できる.提案手法の比較数は,多分木で実装した FIB に比べ約 92.5 %,ハッシュテーブル (線形リスト) で実装した FIB に比べ約 40.7 % ,ハシシュテーブル (平衡木) で実装した FIB に比べ約 18.5 % ,ブルームフイルタ + ハッシュテーブル (線形リスト) で実装した FIB に比べ約 31.1 %,ブルームフイルタ + ハッシュテーブル (平衡木 + 分割なし) で実装した FIB に比べ約 5.14 % 削減することができた.},
 title = {CCNルータのためのコンテンツのネーム長による分割ハッシュテーブルと平衡木によるFIBの構築},
 year = {2016}
}