@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00174981,
 author = {三浦, 太樹 and 濱谷, 尚志 and 山口, 弘純 and 東野, 輝夫 and 下田, 吉之},
 book = {第24回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集},
 month = {Oct},
 note = {本研究では,オフィスや図書館,カフェといった屋内空間において,空調室内機の制御に応じて室内の各地点 (スポット) でどのように室温が変化するかを予測する手法を提案する.比較的広い屋内空間では,スポット毎に室温が大きく異なるため,画一的な冷暖房では在室者の快適性を損なう可能性がある.そこで提案手法では,在室者などの熱源の存在,および家具やパーティションなど熱容量を持つ物体の存在により,室温がどの程度影響を受けるかをスポット固有のパラメータとして表現した,スポット室温の時系列変化予測モデルを設計した.設計には CFD シミュレーションと回帰分析を用い,指数関数で表現している.このモデルを用い,特定のスポットの一定期間の室温の観測データに基づくモデルパラメータのフィッティングを行うことで,同スポットに最適化された予測モデルを得ることができ,スポット室温に対する空調効果が予測可能となる.CFD シミュレーションにより予測モデルの性能評価を行った結果,提案する室温予測モデルは一般的なオフィスを想定した空間内の 10 スポットの温度変化を平均誤差 0.32 ℃ で表現できた.},
 pages = {66--75},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {在室者の温熱快適性把握のためのスポット室温予測手法},
 volume = {2016},
 year = {2016}
}