@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00016245, author = {飯田, 一朗 and 石塚, 満 and 安田, 靖彦 and 尾上, 守夫 and Ichiro, Iida and Mitsuru, Ishizuka and Yasuhiko, Yasuda and Morio, Onoe}, issue = {3}, journal = {情報処理学会論文誌}, month = {May}, note = {ローカルコンピュータネットワークに適した通信方式として知られるEthernetは 経済的で信頼性の高いネットワークである.ところが チャネルの負荷が重くなると 衝突が頻発するため 応答性が悪くなる.本論文では 応答性を改善するため パケットの重要度に応じて優先順位を与えた新方式Priority Ethernetを提案するとともに トラヒック解析 モデルシステムの試作により方式の評価を行う.Priorityアルゴリズムは パケットの先頭に優先順位に応じた長さのプリアンブルを付加し 衝突したパケットの中で最も長いプリアンプルを持つパケットのみが生き残り チャネルが確保されるという方式である.その結果 優先順位の高いパケットは チャネルが過負荷の場合にも 一回の送信で成功する確率が高くなるため 応答性が著しく向上する.また 優先順位の低いパケットの特性は オリジナルのEthernetとほとんど変わらず 全体のスループットも向上することが判明した.一方 Priority付加によるハードウェア量の増加も少なく 分散制御が維持されているため 経済性 信頼性 ならびに拡張性の良さといったEthernetの特長は ほとんど損なわれていない.}, pages = {233--241}, title = {優先権機能を有するランダムアクセスパケット交換構内計算機網}, volume = {22}, year = {1981} }