モンテギュー文法に基づく英文和訳システムの試作

• Item type: Journal(1)
• 公開日: 1982-03-15
• タイトル: モンテギュー文法に基づく英文和訳システムの試作
• タイトル / 言語: en
• タイトル: The Development of an English - Japanese Machine Translation System based on Montague Grammar
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 論文
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
• 資源タイプ: journal article
• 著者所属: 京都大学工学部情報工学教室
• 著者所属: 京都大学工学部情報工学教室
• 著者所属: 京都大学工学部情報工学教室
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Deparment of Information Science, Faculty of Engineering, Kyoto University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Deparment of Information Science, Faculty of Engineering, Kyoto University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Deparment of Information Science, Faculty of Engineering, Kyoto University
• 著者名: 西田, 豊明; 清野, 正樹; 堂下修司
• 著者名(英): Toyo-Aki, Nishida; Masaki, Kiyono; Syuji, Doshita
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: モンテギュー文法の枠組に基づいて英文和訳を行うシステムを試作したので報告する.このシステムは 一種の内包論理式(λ-深層構造)を中間表現として用い 英文解析 トランスファ 日本語生成という3段階で翻訳処理を行う.英文解析の段階では入力文を解析してλ-深層構造を得る.このλ深層構造は英語よりのものであるので これに対しトランスファの段階で単語の置き換えと簡単な構造変形を行うことにより これを日本語よりのλ-深層構造に変換する.最後に 日本語生成段階で 日本語よりのλ-深層構造から日本語の統語構造を生成し 形態素の処理を行って最終的な出力文を得る.機械翻訳にモンテギュー文法の考え方を導入することによる主抵長所としては 内包論理に基づく深いレベルの中間表現の使用が英語と日本語のように語族の異なる言語間の翻訳処理に適していること モンテギュー文法における関数的意味論あるいは準同型写像の考え方に基づいて翻訳過程を関数的プログラムによって実現できるのでシステムが単純化し 見通しがよくなること 等が考えられる.試作システムは研究室のミニコン上の(LISPI 1.7)上に作成した.このシステムによってまず基本的な文を対象に翻訳実験を行い 次に 実際のテキスト(計算機マニュアルの一部)の翻訳を行って本方式の有効性を確かめた.
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN00116647
• 書誌情報: 情報処理学会論文誌; 巻 23, 号 2, p. 107-115, 発行日 1982-03-15
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 1882-7764