@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00158260,
 author = {出岡, 宏二郎 and 塩谷, 亮太 and 安藤, 秀樹},
 issue = {12},
 month = {Mar},
 note = {プロセッサとメモリ間の速度差は非常に大きく,コンピュータの性能を大きく制限している.この問題を解決する方法の一つとしてメモリ・レベル並列性 (MLP: memory-level parallelism) の利用がある.本研究では高いエネルギー効率で MLP を利用する手法としてフロントエンド実行方式を拡張した continual front-end execution を提案する.フロントエンド実行方式は通常のアウト・オブ・オーダ・スーパスカラ・プロセッサのバックエンドに加え,フロントエンドにインオーダに命令を実行する実行系を持つ.フロントエンドの実行系で命令をインオーダに実行することにより,バックエンドへの命令ディスパッチをフィルタし,エネルギー効率を上げる.提案手法は,プロセッサのバックエンドが最終レベル・キャッシュ・ミスによってストールしている間,フロントエンドのみで命令実行を継続するものである.フロントエンドで命令実行を継続することにより,プログラム上で後続する LLC ミスを起こす命令を多数実行する.この継続した実行はフロントエンドでインオーダに行われる.このため,従来の MLP を利用して多数の LLC ミスを起こす命令を実行するアーキテクチャと比べると,少ない消費エネルギーで MLP を利用することができる.},
 title = {フロントエンド実行方式における高エネルギー効率なメモリ・レベル並列性の利用},
 year = {2016}
}