@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00157748,
 author = {宵, 憲治 and 荒川, 周造 and 中村, 優吾 and Pathirathna, Shalika and 前田, 直樹 and 松本, 誠義 and 平部, 裕子 and 安本, 慶一},
 issue = {16},
 month = {Feb},
 note = {本研究では,エアコンやヒーターといった空調家電のリモコン操作ログから,住人の暑いや寒いといった感覚を推定し,照明演出装置で感覚に応じた色の光を灯すことで,空間をより快適にする室内快適化補助システムを提案する.提案システムでは,家庭内で日常的に操作する空調家電のリモコンの赤外線信号を取得し,行われた操作が環境をどのように変化させるものなのかを判別することで住人が感じている感覚を推定し,その結果に応じて,住人がより快適に感じる色の照明を点灯させる.例えば,エアコンの設定温度を上昇させた時であれば,住人は現在の環境を寒いと感じていると仮定し,より暖かく感じる色の照明を点灯させる.照明の色は,体感温度に大きく影響することが分かっており,ユーザの感覚に応じて照明の色を制御出来れば,より省エネに快適な空間を実現することが可能になる.システムの評価実験として,実際に人がいる空間において暖色,寒色を含めた 8 種類の照明をそれぞれ点灯させ,それぞれの色に対する体感温度の感じ方に関するアンケート調査を行ったところ,多くの人が暖色,寒色の間で,体感温度の変化を感じていることが分かった.また,リモコン操作の赤外線を取得する精度を調査するために,リモコン操作ログ収集システムによって,今回使用するエアコンのリモコンにおける 6 種類のコマンドの赤外線信号をそれぞれ 20 回ずつ取得したところ,95%以上の精度で正しく判別できていることが分かった.},
 title = {リモコン操作ログと照明演出装置を用いた室内快適化補助システム},
 year = {2016}
}