@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00015559,
 author = {向井, 信彦 and 有本, 卓 and Nobuhiko, Mukai and Suguru, Arimoto},
 issue = {2},
 journal = {情報処理学会論文誌},
 month = {Feb},
 note = {動画像データから移動物体を識別し その位置ベクトルおよび速度方向を実時間で計測するシステムを開発した.移動物体の識別には 処理を高速に行うために新しく考案した多角形近似アルゴリズムを用いた.従来の多角形近似アルゴリズムは あらかじめ物体の輪郭を形成する画素列を抽出する前処理と 近似を行う本処理の二段階構成になっているが 考案した方式は物体の輪郭を追跡しながら 同時に近似も行うという特徴を有する.一般に局所的なデータを基にした逐次処理を行う場合は データ全体を大局的に処理する方法に比べて 近似精度の点で劣化が生じる.そこで 二次元直線を量子化して得られるディジタル直線を定義し その性質を詳しく調べ この性質を用いて簡単に精度よく近似直線を生成するアルゴリズムを導出した.さらに ユークリッド距離を用いた通常の近似誤差計算を加減算および比較演算のみで行い 処理の高速化を図った.最後に二つの移動物体を認識・識別し 一方の物体の姿勢を制御することにより 他方の物体を追跡する実験を行い システムの有効性を確かめた.},
 pages = {156--167},
 title = {ディジタル直線の性質に基づく高速多角形近似を用いた移動物体の認識},
 volume = {28},
 year = {1987}
}