@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00152633,
 author = {小林, 大 and 三宅, 弘士 and 上村, 純平 and 山川, 聡 and 石川, 健一郎 and 長谷部, 賀洋 and Kobayashi, Dai and Miyake, Hiroshi and Kamimura, Junpei and Yamakawa, Satoshi and Ishikawa, Ken-ichiro and Hasebe, Yoshihiro},
 book = {情報科学技術フォーラム講演論文集},
 issue = {1},
 month = {Aug},
 note = {社会インフラの劣化状況診断や異常監視のため,何十万ものセンサー装置を設置し,無線を利用し高頻度かつリアルタイムにデータをセンターに集約して高度な解析処理を行う社会インフラ監視システムが実現されようとしている.このようなセンサーが生成する数十から数百バイトの小サイズの大量データを格納し,解析処理や可視化システムに即座に提供するデータストレージには,OPS(Operation per second)性能が重視される.従来のWEBやOLTP等で用いられてきたインメモリ分散キャッシュの設計は求められる負荷傾向に合致せず,システムが巨大化してしまい不経済的である一方この用途では,遅延の大きい無線経由のアクセスのため,アクセスレイテンシ要求は緩和することができる.本稿では,Stagedストレージ設計に基づいた分散インメモリデータストレージについて提案する.Stagedデザインは近年DBMSのクエリ処理等に提案されており,CPUキャッシュやメモリバス利用を効率化できる手法である.我々はこれを応用し分散データストレージの実行パスを,バッファリング,索引更新,複製作成等のステージに分割しそれぞれ一括に処理することとした.さらに,纏めて処理する要求数を調整することで,レイテンシ性能を犠牲にしストレージノード1台当たりのOPS性能を大幅に向上し,従来よりも小規模で経済的なシステムで同等性能を実現する.提案するStagedストレージ設計に基づくプロトタイプシステムをInfiniBandで結合したLinuxクラスタ上に実装した結果,従来技術で200台以上の計算機を有するOPS性能をわずか8台で実現可能であることを示した.},
 pages = {15--22},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {RC-003 社会インフラ監視用途のための分散データストレージ設計(C分野:ハードウェア・アーキテクチャ,査読付き論文)},
 volume = {13},
 year = {2014}
}