@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00015118,
 author = {佐々木, 建昭 and 竹島, 卓 and Tateki, Sasaki and Taku, Takeshima},
 issue = {12},
 journal = {情報処理学会論文誌},
 month = {Dec},
 note = {有理数体上の多項式イデアルのグレブナー基底(標準基底)の並列算法を提案し それを用いた連立代数方程式の代数的解法を論じる.多項式イデアルのグレプナー基底の計算は従来の算法では大きな中間式膨張を引き起こすことがしばしばだが 最近 筆者らによって中国剰余定理に基づくモジュラ算法が提案され 中間式膨張問題が解決された.本論で提案する並列算法はこのモジュラ算法の並列化であり 簡単な構造の並列計算機(いわゆるモジュラ型並列計算機)で実行でき しかも並列プロセッサ数にほぼ逆比例して計算時間が減少する理想的なものである.このことを実際的問題に対する逐次計算機上でのタイミング・データで実証する.本アルゴリズムはモジュラ型であるから プログラミングの若干の工夫により 逐次計算機上でも擬似並列的に実行可能であり そのための算法も提示する.これらの算法は連立代数方程式の代数的解法に直ちに応用できるが その場合には問題の特殊性を利用した効率化が可能であり それを指摘する.},
 pages = {1555--1561},
 title = {グレブナー基底の並列計算と連立代数方程式},
 volume = {30},
 year = {1989}
}