@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00146005, author = {佐久間, 亮 and 吉村, 剛 and 河野, 健二}, issue = {16}, month = {Nov}, note = {オペレーティングシステムカーネルには多くのバグが存在している.Windows や Linux にも多くのバグが存在しており,Microsoft では Windows Error Reporting (WER) と呼ばれるシステムを用いてクライアントからバグによって障害が起きた際の情報を集めている.集めたクラッシュログを WER システムを用いてバグごとに分類し,多くのユーザで発現するバグからデバッグを行っている.バグの分類にはコールスタックに注目して類似度を計算する事によって分類を行う ReBucket が知られている.しかし,Linux では ReBucket のようなバグの分類をおこなっていないため,適用できれば,開発者がクラッシュレポートを分類する負担を軽減することができる.しかし,Linux ではフレームポインタの最適化によりコールスタックが正確ではない場合があり,同じバグでも異なる情報を出力することがある.本研究は事前調査として ReBucket を Linux に適用した場合の効果について,定量的に評価をおこなった.調査の結果,f-measure が 0.75 と Microsoft 製品に比べ,低いことが分かった.そのため,我々は分類精度を向上するため,Linux カーネルのコールグラフを生成し,正確なコールトレースを取得した.正確なコールトレースを用いて分類した場合,f-measure が 0.75 と以前と変わらないことがわかった.そのため,我々はその結果を分析しリアルバグのコールトレースの性質についての考察をおこなった.}, title = {ReBucketを用いたLinuxクラッシュログの分類と分析}, year = {2015} }