@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00145455, author = {黒須, 正明}, issue = {4}, journal = {デジタルプラクティス}, month = {Oct}, note = {UXという概念は,ユーザビリティという概念のスコープを拡大することを目的として提唱された.そもそもユーザビリティ活動は使いやすさの評価研究にその出発点があったが,それがユーザビリティという形で概念化されたのは1990年代になってからである.その概念化のなかでもISO 9241-11によるものは影響力が大きかった.ISO規格でユーザビリティを扱ったものにはTC 159系のものとJTC 1系のものがあったが,後者では製品品質と利用品質を区別しており,ユーザビリティは前者に含まれていた.この概念化が筆者には適切と思われ,かつ特に利用品質の概念がUXにも拡張可能と考えられた.UXについては,概念整理ができていなかったが,UX白書によってそのポイントが整理され,UXの特徴としては,客観的品質特性と主観的品質特性を含むこと,時間軸において購入の前後にわたる長期的なものであることが明らかにされ,UXグラフなどの評価手法につながった.}, pages = {249--254}, title = {UXの概念─プラクティス論文としての解説─}, volume = {6}, year = {2015} }