@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00145170, author = {猿渡, 翔一郎 and 山森, 一人 and 相川, 勝}, issue = {6}, month = {Sep}, note = {SNS や電子商取引などの,インターネットを介したサービスでは他人に秘匿すべき個人情報を扱うことが多い.これらの個人情報は第三者による傍受や改ざんを防ぐために暗号化を行うことが勧められている.暗号化の手法として,秘密鍵と公開鍵を用いる公開鍵暗号が普及しているが,公開鍵暗号方式では公開鍵が途中ですり替えられる中間者攻撃という問題が指摘されている.現在は認証局が公開鍵の正当性を保証しているが,認証局には信頼性と維持コストに問題がある.そこで,本稿では中間者攻撃対策として多数決に基づく公開鍵決定プロトコルを提案する.提案するプロトコルは認証局を用いず,ネットワークに参加しているユーザが互いに持ち合っている公開鍵を使用する.ある公開鍵が必要になったとき,参加しているユーザから必要とする公開鍵を集めて多数決をとることにより公開鍵の決定を行う.実際に提案するプロトコルのプロトタイプを仮想ネットワーク上で実装し,シミュレーションによりその効果を検証する.}, title = {多数決に基づく公開鍵決定プロトコルによる中間者攻撃への対応とその評価}, year = {2015} }