@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00014373, author = {角所考 and 淡誠一郎 and 安部, 憲広 and 北橋, 忠宏 and K0H, Kakush0 and Seiichiro, Dan and Norihiro, Abe and Tadahiro, Kitahashi}, issue = {10}, journal = {情報処理学会論文誌}, month = {Oct}, note = {本稿では、多面体を対象として、その単眼線画像から不可視部分を含む物体全体の3次元形状をボトムアップ的に復元するための方法について検討する。物体形状に関する情報を、面、辺、頂点の数およびそれらの間の接続関係などに関する位相情報と、個々の面、辺、頂点の定量的な方向や位置などに開する幾何情報とに分けて考えると、物体の不可視部分は可視部分とは異なり、位相情報が画像から得られないため、これを何らかの方法で決定する必要がある。そこでまず、この位相情報の決定のために有効であると考えられるいくつかの制約条件を導入し、それが利用可能なものに対象物体を限定することによって以降の処理を一種の組み合わせ最適化問題に帰着する。この解は複数となる場合があるため、次に、幾何情報に墓づく優先順位を導入し、不可複部分形状を1つ決定することを考えるが、この段階で位相情報と幾何情報との間に相互依存性が生じる。一方われわれはすでに、可視部分の形状復元処理における仮説的な拘束条件とそれに墓づく復元形状の間に生じる相互依存性の問題を解決するために、エネルギー最小化を導入し、両者を同時に決定する手法について提案している。そこで不可視部分の予測問題にこの手法を導入し、処理に関わる制約条件を表現したエネルギー関数を緩和的最小化することにより、可視部分の形状復元、および不可視部分の位相情報と幾何情報の決定を同時に実行することを試みる。}, pages = {2132--2142}, title = {エネルギー最小化を用いた物体の不可視部分の予測}, volume = {34}, year = {1993} }