@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00142486,
 author = {鈴木, 讓 and Joe, Suzuki},
 issue = {17},
 month = {Jun},
 note = {一般に,確率変数 X,Y の相互情報量が 0 であることと,両者が独立であるこは同値である.しかしながら,既存の相互情報量の推定量は,常に正の値をとるため,X,Y が独立であることと,0 の値をとることとが一致しない.本研究では,強一致性を満足すること以外に,X,Y が独立であることと,非正の値をとる (負の値をとることもある) ことが確率で一致するような,相互情報量の推定量を提案する.推定量は,独立である場合とそうでない場合で,BIC(Bayesian Information Criterion) の値の差をとったものである.この BIC は,近年講演者によって,X,Y が有限個の値をとるとか,正規分布にしたがうとか,特定の仮定を置かないで導き出されたものである.また,提案方式に基づいて,独立性検定を行う際には,帰無仮説をシミュレートして推定量のしきい値を設定するような手間は生じない.また,サンプル数 n に対して,O(n log n) の計算量で,推定が完結するので,HSIC (Hilbert SchmidtIndependence Criterion, O(n3) の計算量) などのカーネルに基づく方法とくらべて,効率がよく,ピックデータにも適用できる.最後に,数値実験を示して,提案方式の実際面での有効性を示す.},
 title = {ベイズ的な相互情報量の推定と独立性検定への応用},
 year = {2015}
}