@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00142180, author = {松本, 克也 and 石原, 進}, issue = {11}, month = {May}, note = {車のドライバーに対し,ドライバーが興味のある地点やこれから行く予定の道路で撮影された画像を提供することは,経路選択や快適な運転の手助けとなるだろう.本論文では,携帯電話網のようなセルラ網を用いて車載カメラ画像を提供するシステムの実現のためのデータ転送手法について議論する.このシステムの実現方法として,各車両が画像を撮影するたびに画像をサーバにアップロードすることでサーバで画像を一括管理し,画像を望むドライバーに対してはサーバが適した画像を提供する方法が考えられる.しかしながら,このような単純な方法では,画像を撮影した車両が他の車両が類似した位置・時刻で撮影しているにも関わらず撮影した画像をサーバに送信する可能性があり,サーバ負荷の増加やセルラ網通信資源の浪費をまねく.本稿では,各車両が車車間通信を用いて撮影した画像のメタデータ(撮影位置,時刻,進行方向等)を送信することで他車両が撮影した画像の存在を把握し,他車両が最近画像を撮影していない箇所でのみ,画像の撮影とサーバへの撮影画像のアップロードを行うことでサーバの負荷を抑制する近隣情報利用型データ送信抑制手法を提案する.シミュレーションの結果,提案手法は指定位置で全車両が画像を撮影するたびに画像をサーバに送信する方式と比べ,36% のトラフィックでドライバーに画像を提供することができた.}, title = {セルラ網ベースの車載カメラ画像提供システムのための車車間通信によるメタデータの交換に基づく類似画像のアップロード抑制手法の提案}, year = {2015} }