@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00142036, author = {中村, 友彦 and 亀岡, 弘和}, issue = {50}, month = {May}, note = {多重音解析では,観測振幅スペクトログラムを非負値行列とみなし非負値行列因子分解を適用するアプローチと,計算論的聴覚情景分析に基づくアプローチが主に用いられてきた.本報告では,この 2 つのアプローチの利点を兼ね備えた新たなスペクトログラムモデルを導出し,それに基づく多重音解析手法である調波時間因子分解について述べる.音源の連続時間信号モデルとして擬似周期信号から出発し,各音源のウェーブレット変換を導出した後,それらを重畳したもので音楽音響信号のスペクトログラムを表現する.さらに,離散時間信号領域で定義された自己回帰モデルをスペクトログラムモデルに導入にできることを示す.このモデルに対し,ビブラートやポルタメントで起こる基本周波数の時間変動や,調による音高の出現頻度の偏りなどの音楽特有の性質を補助情報として組み込んだ,効率的なパラメータ推論アルゴリズムを導出する.}, title = {全極スペクトルモデルと擬似周期信号モデルのウェーブレット変換を用いた多重音スペクトログラムの調波時間因子分解}, year = {2015} }