@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00132651,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {ネットワーク},
 month = {Sep},
 note = {ネットワーク障害発生時には, その障害を早期に発見し, 早急に復旧することが必要である。しかし, ネットワークは広域に分散しており, また障害は突発的に発生するために, ネットワーク管理者への負荷が高い。ところが, インターネットやキャンパス・ネットワークにおいて管理者, 特に熟練した管理者が非常に不足しているという現実がある。そのため, 障害管理を行なうためのコンピュータによる支援や自動化が強く求められている。しかし, ネットワークは分散性と広域性という特性を持っており, アーキテクチャは分散型のシステムをとっているため, 電話網やホスト計算機を対象とした従来の集中型あるいは階層型の運用管理手法では, ネットワーク全体を十分に管理するのが困難である。そこで, 従来の集中型あるいは階層型の運用管理手法にとらわれず, 管理システム自身を分散化することに着目して集中型管理の欠点を克服したのが, 分散協調的なモデルに基づいたシステムであり, 我々の研究室で障害検出を目的とした。分散協調的障害管理システムを開発を行なっている。このシステムを使用することによって障害検出の精度は向上した。しかし, 誤通知・重複した通知・管理者への負荷の増加という新しい問題が発生した。さらに, 通知洩れが発生する可能性も残る。本研究では上記の問題を解決するための通知システムを開発することを目的とする。障害発生を, できるだけ早く, 正確に, 効率良く, かつ必要最小限で管理者に通知するためには, 通知システムにおいても障害の検出と同様に分散協調が必要である。また, この通知システム間で協調すなわち情報交換を行なうことによって障害の情報・通知すべき管理者・通知するメディアを的確に判断し, 効率的に障害の発生を通知することが可能となる。},
 pages = {591--592},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {ネットワーク管理における障害通知について},
 volume = {第55回},
 year = {1997}
}