@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00132095,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {人工知能と認知科学},
 month = {Sep},
 note = {機械翻訳において, 訳語選択は構文解析と並ふ重要な要素技術である。筆者らはこれまで, 辞書の改良という形で訳語選択の精度を向上させてきた。今回は「慣用表現」を利用した辞書の改良を行ったので報告する。慣用表現を利用することで, 適切な日本語訳を出力することが可能である。慣用表現の収集には, BBI英和連語活用辞典(丸善発行, 以下BBI共起辞書と呼ふ)の使用権を得て利用した。BBI共起辞書から, 見出し語と用例を含めて抽出し, 抽出した名詞句, 前置詞句, 動詞句を分析して, 新規に登録できるもののみを用いた。改修の結果, 基本辞書の語彙数は99850語(新規登録20850語)になり, ニュース専門辞書, 翻訳者用辞書を合わせると約15万語になった。改修した辞書を用いて翻訳評価テストを行なった結果, 全体の約5%の文が新規登録語を用いていた。その中で, 翻訳結果が良くなったのが, 64%, ほとんど同じものが33%, 悪くなったものが4%であった。これより, 全体では3%の文の翻訳の質が向上したことになり, 慣用表現の登録が有効であることを確認した。本稿ではその概要を報告する。},
 pages = {72--73},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {衛星放送用機械翻訳の辞書の改修 (慣用表現を中心に)},
 volume = {第55回},
 year = {1997}
}