@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00131750,
book = {全国大会講演論文集},
issue = {コンピュータと人間社会},
month = {Mar},
note = {端末を配置した教室で授業を行う際、端末が机上に置かれているため、黒板やOHP、スライドなどが見えにくいという問題が生じる。そこで学生端末の画面に、教師の板書などを表示する方法が考えられるが、従来は専用の機材と回線により教師画面などを学生端末に送っていたため、その設置、配線等に大きなコストがかかっていた。われわれは近年、多数のパソコンやワークステーションなどをLANで接続した分散環境が普及してきていることに注目し、このLANを通じて端末間でメッセージパッシングを行う並列プログラミングにより、教師画面の一部分をソフトウェア的に学生端末ヘ転送して表示させるシステムを開発した。われわれはこのシステムを電子黒板と呼んでおり、UNIX+Xウィンドウ上で稼動するシステムを開発して実際の授業に使用している[1]。本稿では、Windows NT搭載のパソコンネットワーク上で稼動する電子黒板システムを開発したことについて述べる。NT版の開発にあたり、パソコンの処理速度などを考慮し、次の2点の改良を行った。・データの並列かつ段階的な転送 ・転送経路の自動再構成 以下、2章、3章でこれらの改良点について詳しく述べ、4章で課題と展望、5章でまとめを述べる。},
pages = {265--266},
publisher = {情報処理学会},
title = {Windows NT上の電子黒板システム},
volume = {第54回},
year = {1997}
}