@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00130500,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {データベースとメディア},
 month = {Sep},
 note = {本論文では、実体の多面性を表現するためのデータモデルとして、多面的オブジェクト指向データモデルMAORI(Multi- Aspects Object Oriented Data Mode)を提案する。このモデル化では、今までのモデル化で不十分だったオブジェクトの多面的な性質の表現、任意の側面の動的な獲得・喪失といった機能を提供する。MAORIでは、実世界の実体は複数の側面(aspect)を持つオブジェクトとしてモデル化される。オブジェクトの各aspectは、クラスのインスタンスとして表現され、オブジェクトは複数クラスに属することができる。オブジェクトのaspect集合には、同じクラスが定義する複数aspectが存在してもよい。これを可能にするためにaspect識別子を導入する。aspect識別子は、クラス名並びに当該aspect集合中で同じクラスが定義するインスタンスを特定する添字から構成される。オブジェクトが持つaspect集合の各要素は、このaspect識別子により特定される。さらにMAORIは、実世界の実体では有り得ないaspectの組を持つオブジェクトが生ずることがないようオブジェクトのaspectに関する制約を記述するオブジェクトスキーマを備えている。MAORIの枠組み、データ定義、操作言語とその実装についても述べる。},
 pages = {61--62},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {実体の多面性を表現するためのデータモデル},
 volume = {第53回},
 year = {1996}
}