@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00129977,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {システム},
 month = {Mar},
 note = {AR(Augmented Reality,拡張現実感)という研究分野が注目を集めはじめている。ARは狭義では、シースルー型の頭部搭載型ディスプレイ(HMD:Head Mounted Displat)を使って、コンピュータが生成する画像を現実の背景にオーバラップさせるシステムを指すが、最近では、コンピュータがモノやユーザの行動を観察し、それに基づいて情報検索などの処理を実行するシステムも包含するようである。前者の例^1)では、トラッキングシステムを利用することで、実映像と3次元CG(Computer Graphics)の3次元的な合成を行なっており、現実感に注意が払われている。しかしトラッキングシステムは手術室のような限られた空間の中でしか利用できない。後者の例^2)では、被写対象物に添付したカラーコードを認識することによってデータベースの検索を行ない、結果を実映像に重ねて表示しており、現実を拡張することに注意が払われている。しかし、このような人為的な指標を建築物などの大きな対象物に添付することはできないし、前者のような3次元的な合成を念頭においていない。以上のような考察から、両者の目的を共に満たすには立体認識が必要があると考え、より広範な範囲で利用するために実映像中のランドマーク情報を利用したARシステムの構築を行なった。この方法だと、謂わばテント式(Wherever You Want)の利用が可能になり、キャリプレーションを行なえばどこでもARシステムを構築できる。},
 pages = {177--178},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {実映像中のランドマーク情報を利用した拡張現実感の一生成手法},
 volume = {第52回},
 year = {1996}
}