@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00124826,
 book = {全国大会講演論文集},
 issue = {ハードウェア},
 month = {Sep},
 note = {我々は図1のモデルに示すような全て同じ均一のPE(Processing Element)が同じメモリを共有する、MIMD密結合型複合計算機を設計・試作している。[figure]このような複合計算機では、共有資源(メモリ、通信、入出力等)に多くのPEが任意にアクセスするので競合が生じる。したがって、各資源について、その使用権を平等に分配するアービタ(調停装置)が必要となる。アービタは構造が簡単で調停時間の短いものが望ましい。アービタには2入力アービタを多段に積み上げる方式とリング型アービタがある。前者は、PEの数が多くなると構造が復雑になり、調停時間も長くなる。後者は構造が簡単であるが、PEの数が多くなると調停信号が全PEを1順するのに時間がかかる。我々の複合計算機では全てのPEが全く同等で優先順位がない。したがって、各PEに順に使用権を与え、使用が終わったPEは最後に回るラウンド・ロビン型のアービタがよい。しかし、要求のないPEの割当時間を出来るだけ短くパスするようにしたい。そのために文献[2]参考にしてリングアービ夕を採用した。以下に我々の複合計算機のアービタの構造、アービタの性能に対する考察、設計例について述べる。},
 pages = {39--40},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {複合計算機のための改良ラウンド・ロビン型アービタについて},
 volume = {第47回},
 year = {1993}
}