@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00123999, book = {全国大会講演論文集}, issue = {基礎理論及び基礎技術}, month = {Sep}, note = {我々は充足可能性問題(SAT)の解法アルゴリズムの平均計算時間を実験的に評価する場合の入力例題の合理的な生成系の開発を目標とするプロジェクトを遂行中である.我々の例題生成系は,答え(yesまたはno)の入力に対して,yesの例題(充足可能なCNF式)とnoの例題(充足不能なCNF式)を乱数を用いてそれぞれ独立にランダムに生成して出力する.例題生成系に対する要求として次の3つを考える.(i)効率:出力例題の長さに対して多項式時間内ですべての例題を出力可能である.(ii)複雑論的安全性:多様な例題が生成可能で問題本来の難しさを維持している.(iii)統計的安全性:生成可能な個々の例題の生成確率も考慮に入れたとき,都合の悪い偏りが生じない.(i),(ii)については,文献で例題生成系とその複雑論的安全性を示した.本稿では(iii)の安全性について議論する.仮に,例題生成系が問題の本来の難しさを維持しているとする.しかし,例えば,充足可能な例題に関しては,充足不能な例題に対して項に含まれるリテラルの数が比較的多いものばかりがほとんどいつも生成されるのであれば問題がある.しかし,個々の例題の生成確率を厳密に調べることは非常に難しく,正確な分布を解析することも事実上不可能であろう.そこで,生成される例題集合がいくつかの特徴的性質を有するように制御できることを目標とする.本稿では,指定されたリテラルの出現頻度の分布パラメータを満足する充足不能な3リテラル式(各項に正確に3個のリテラルを含む)の例題生成系を与える.本例題生成系が広範囲の例題を生成可能であることを解析および実験により示す.}, pages = {75--76}, publisher = {情報処理学会}, title = {3SATに対する例題生成系とその評価}, volume = {第47回}, year = {1993} }