@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00122844, book = {全国大会講演論文集}, issue = {ハードウェア}, month = {Sep}, note = {大規模化する論理回路の設計期間を短縮するために,CADにおける特定の処理を高速に実行する専用エンジンが提案・開発されてきた。これらのエンジンは,ソフトウェアによる処理と比較して2桁から3桁の処理速度向上を達成している。しかし反面では,特定の処理向けに徹底した専用化が図られているために,処理の柔軟性に欠け,また大きな筺体を必要とするという問題がある。また,汎用の並列計算機を用いた並列処理によって,高速処理を達成する試みも行われている。この方式では,プログラム言語レベルでの粒度の粗い並列性に頼らざるを得ないため,専用エンジンに比べて処理速度が低下する。図1に各高速化手法の位置けを示す。マイクロプログラム制御を導入したエンジンは,ワイヤード論理を用いた専用エンジンと汎用並列計算機の中間に位置付けられるが,その構造上の制約から確保できる柔軟性には限界がある初。以上のことから,CADの処理を高速化する場合,柔軟性・汎用性と処理性能間のトレード・オフから逃れることは不可能であった。この問題を解決するために,我々は汎用エンジン(Reconfigurable Machinc)を提案する。汎用エンジンは,複数の電気的に書き換え可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)とメモリによって構成される。汎用エンジンはゲートレベルでプログラム可能であるため,高い柔軟性と高い処理性能の両立を可能とする。本稿では,汎用エンジンの概念を明らかにするとともに,プロトタイプとして開発したRM-Iの構成について述べる。}, pages = {155--156}, publisher = {情報処理学会}, title = {汎用エンジンRM-Iの開発}, volume = {第45回}, year = {1992} }